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cognoscenti(こぐのん) notes (mainly classical music)

吹奏楽とオーケストラの違い(oboistさんの記事へリファ)

id:oboistさん、ひとまず転職おめでとうございます。一連の転職活動の報告を拝見させて頂いてたのですが、11社も会社を回るなんてそんな熱心な…と思ってしまいました。まだ就活もしたことのない小生ですので、そんなことにびっくりしてしまいました。今後も何卒頑張ってください。


というわけでひとまず転職成功記念としまして?ちょっとリファしてみたいと思います。
まずは↓のoboistさんの記事「吹奏楽とオーケストラの違い」をご覧ください。


http://d.hatena.ne.jp/oboist/20040811#p4


ひとまず私が見やすいようにまとめてみると、

(1パラ)省略
(2パラ)基本的に吹奏楽とオーケストラという比較はできない。以下の比較はその「演奏」の違いの比較。
(3パラ)吹奏楽は大雑把な人間、オーケストラは繊細な人間に例えることが可能
(4パラ)吹奏楽<オーケストラという解釈は間違い。むしろ楽器を臨機応変に変えれる点で、吹奏楽の方が自由度が高い。
(5・6・7パラ)4パラの具体例
(8パラ)オケのコンマスと首席奏者の役割は吹奏楽より厳格
(9パラ)9パラの理由で「吹奏楽<オーケストラ」という解釈になってしまうのは仕方がない
(10パラ)音楽の形態にかかわらず平等であるべき。吹奏楽の地位向上のためにoboistさんがした努力について。
(11パラ)結果はあとからついてくる
(12パラ)アンサンブルに見る吹奏楽とオーケストラの違い。
(13・14パラ)oboistさんの思い


まず「基本的に吹奏楽とオーケストラという比較ができない」ということですが、「オーケストラ」を「管弦楽」にすれば比較可能かなぁと(「管弦楽のための協奏曲」があるように、「吹奏楽のための序曲」もあるので、「管弦楽」ならひとつの演奏形式と捉えられるから)。あるいは「吹奏楽」を「吹奏楽団」にすれば同じ演奏団体として比較可能かと。でも食事で出たお話なので、そこまでつっこまなくても良いでしょう。


次に「吹奏楽は大雑把な人間、オーケストラは繊細な人間に例えることが可能」ということですが、これはその通りだと思います。例えばR.シュトラウスの楽曲を編曲したものを吹奏楽コンクールで聞く機会は非常に多いですが、R.シュトラウスような優雅で繊細な弦楽器の表現を吹奏楽で同様に表現するのは不可能であるように思えます。それでもなお吹奏楽コンクール等でR.シュトラウスの編曲ものが人気なのは、R.シュトラウスの別の特徴でもあろう管楽器の用法の素晴らしさ、ダイナミクスで壮大な音楽にあるのかなぁと考えます(アルプス交響曲とか)。
もちろん勇壮な音楽を作るのに秀でているスヴェトラーノフのような指揮者はクラシック(オーケストラ)にもいるので、どちらがどちらかとは必ずしも言えませんがw。


次に「吹奏楽<オーケストラという解釈」はやはり間違った解釈ですよね。どちらにも良いところがあり、どちらにも非があります。「音楽という一つの大きな枠組みで見た場合は、どちらも変わりません。」その通りです。




…すいません、とたんに頭が回らなくなってきたんで続きは後程。(リファしといてなんだよ!って怒らないでください)