コミタス/≪アルメニアン・ダンス≫の秘密
(クラシックカテゴリーに入れたのはアルメニアの作曲家コミタスについて知ってほしいので)
シエナウィンドオーケストラのメルマガ(vol.17 2004年10月17日発行)で今度の定期公演で「アルメニアン・ダンス」全曲(A.Read)を取り上げるのに合わせて音楽ライターの富樫哲佳氏による「悲劇と哀愁に彩られた≪アルメニアン・ダンス≫の秘密」というコラムが載ってるのだが、非常に興味深い。
まずアルメニアの概略があり、次に「アルメニア音楽の父」と呼ばれるコミタス(1869〜1935)について語られている。アルメニア音楽を体系化したというコミタスの生涯は吹奏楽関係者に限らず音楽に携わるものは必見だ。そして、
コミタスの死(1935)から約30年後。アメリカ・デトロイトのある高校で吹奏楽指導をしていた1人のアルメニア系アメリカ人が、コミタスの音楽をもとにした吹奏楽曲の企画を思いつく。その指導者の名前は、ハリー・ベギアン(のちに、イリノイ大学バンド・ディレクター)。作曲者として白羽の矢を立てられたのが、アルフレッド・リードだった。(次回:後編へつづく)
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それにしてもこの富樫哲佳という方、「吹奏楽大好き音楽ライター」を名乗ってらっしゃるようで、Band Powerにも演奏会レポートなど書かれてらっしゃるみたい。いいなぁ、吹奏楽を仕事にできて。少し憧れます。
シエナのメルマガのバックナンバーは結構読み返す価値がありそうだ。