cogno-SIC

cognoscenti(こぐのん) notes (mainly classical music)

図書館にエヴァが

今日図書館に行くと新世紀エヴァンゲリオンのビデオを見てる人がいて、びっくりした。「エヴァが図書館にあるのかよ!」と。確かめてみると児童向けビデオのところにTVシリーズ全部揃ってるじゃないか。見逃していた。
だが思ったのは、これは児童向けのアニメじゃないぞ。アニメオタクがオタクになるのを許さないアニメだぞ。芸術的価値も少しはあるだろうし、もしかしたら学問的価値もあるかもしれんぞ。どこそこのProfessorに学問的見地(宗教学あたりでもなんでも)からの論評を聞いてみたい、としばしば思う。
昔ここでエヴァに言及したことがあったが、アニメオタクに見られるのを怖れたか気恥ずかしくなったのか覚えてないが、見えなくした。だが後に、当の作者がアニメオタクをオタクから解放するとか何たらの発言をしたことを知って、今なら別に公開したって構わないと思ってる。でも面倒くさいのでやらない。
親がいないときに映画をまた見てみようかな。


追記:キーワードに飛んで知ったことだが、ビデオシリーズは何かよく分からん組み合わせになっているのか。そして林原めぐみ綾波レイだけでなく碇レイとペンペンも担当していること、加持リョウジを山ちゃんこと山寺宏一がやっていたことをはじめて知った。というか、こういうことはアニメオタクのみが知っておけばいいことであって、私が今知って驚くのは至極当たり前である。(山寺宏一の代表作がこの役だというキーワードの説明はまずいと思うぞ。彼はむしろ映画の吹き替え声優の方がメインじゃないのか?)。文化人にも注目されたとあるが、そういった人たちによる論評はどうやって探せばいいのやら。