cogno-SIC

cognoscenti(こぐのん) notes (mainly classical music)

デプリーストの隠れた仕事

もうここでいちいち報告してるCD群にだんだん漏れが出てきた(リアルタイム性の喪失)。そして何買ったかも、部屋の現在の状況に因り、忘れてる。まとまった文章がスムーズに出てこなければ、買ってきても書かないから、そりゃ忘れる。更新が空いたことを機に書く気になる。

American Trombone Concertos

American Trombone Concertos

フォーレ: レクイエム

フォーレ: レクイエム

バッハ: ミサ曲ロ短調

バッハ: ミサ曲ロ短調

Conducting Mahler: I Have Lost Touch With World [DVD] [Import]

Conducting Mahler: I Have Lost Touch With World [DVD] [Import]

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のだめでチラッと出てくるデプリーストだが、こんなCDがある。トロンボーン界では超有名人らしいChristian Lindbergによるアメリカ人作曲家のトロンボーン協奏曲集、だけどオケはスウェーデンのマルメ交響楽団
このCDは友人がPaul Crestonの"Fantasy"をやるってもんでコンダクトスコアとともに聴かせてもらったのだが、4分の3拍子に聴けるのが譜面では8分の6拍子だったり、構造的になかなか面白く、またハマる曲。2楽章は「ラヴェルらしい」(友人談)センチメンタルな美しい音楽。のだめ読者も、トロンボーンを知らないクラシックファンにも一度聴いてほしいCD。
私の知る限り、トロンボーンヒンデミットソナタがあったり(未聴)、サンサーンスも"カヴァティーナ"という素敵なソナタがあるのだが、知名度的にはトランペットとホルンに隠れてしまってるように思う。勿体無いのは、現代に近い作品において結構面白い作品はトロンボーンにたくさんあること。一例知ってる曲を、

Legends of N.Y.P.O.

Legends of N.Y.P.O.

Joseph Alessiは他にもタワレコ等行けば何枚か売り出し中だと思うけど、この中でStephen Rush"Rebellion (For Trombone, Piano and Percussion)"は、ピアノの弦の上にチェーンを張り巡らす大胆作。トロンボーン・ピアノ・打楽器共々現代っぽく非常に複雑に暴れまくる感じ(シャウトもある)。英語のライナーノーツを苦し紛れに読むと、インドの影響があるとか。
またいろいろ聴いてから紹介したい。


あとは一言。
フォーレ:レクイエムは私の心的状況を表してます…。
バッハは芸術劇場のライプツヒ・バッハ音楽祭2005の影響(ブロムシュテット えがった)。
マーラー、DVD見れる新しいパソコンを買ったため*2でも後半が映りまへん。返品面倒です。 【追記】アップグレードで修正ソフトを入れたせいか、今日(12/11)見れた。非常に興味深い。

*1:『マーラー指揮者たち』、『私はこの世に捨てられて』(日本語字幕付) | HMV&BOOKS online - DVD9DS11

*2:軽い自慢話。VAIOのTシリーズなのだが、1000台限定で即刻売り切れたというプレミアムブルーモデルを、SonyStyleShopが一周年記念でコッソリ復刻で出してたので、タイミングよくお買い上げ!