cogno-SIC

cognoscenti(こぐのん) notes (mainly classical music)

テスト、試験、サボり

とりあえず、ジョン・ケージの "4:33" 自作自演聴いて、感動してください。
YouTube


日本学生支援機構融資の奨学金継続願を取りに大学に行ったのだが、テスト初日だった。「だった」とわざわざ言うからには、知らなかった。知る必然性がなかった、と言うか。
仮に真面目に出席してたらば、柳田国男の政治経済学―日本保守主義の源流を求めて (SEKAISHISO SEMINAR)の著者による、まさにこの本に沿って進められてた社会経済論のテストに挑んだのだろうが、なんせこの本読めてないし、継続願を入手してからテストまでの時間を有意義に消費できると思えなかったので、帰った。それに柳田国男に関しては、社会学を学ぶ (ちくま新書) 第7章の知識しかないし、きっと忘れてるし。もちろん本は家のガラクタの奥底にあるし、白紙で答案を出すのもナンセンスだし。まだ理由付けしましょうか?
昨日はいずみホール森麻季さんのリサイタル、オール・モーツァルト・プログラムだったのだが、モーツァルトよりアンコールの3曲で感動してしまった、この不届き者。プログラムを知らずに行ったもんだから、モーツァルトと知って「失敗した」と口走り、それでもモテットなどは好印象だったのだけど、プッチーニ「私のお父さん」・山田耕作「枳殻の花」・J.シュトラウスⅡ「侯爵様、あなたのようなお方は」って、モーツァルト歌ってた以上にお芝居付で歌われると(シュトラウスは扇子付)、もう参っちゃった。
それより問題は、公演後あなたがそばにいたら~Bist du bei mir~(CCCD)を買おうか迷う自分、どこで夜食しようか選択せざるを得ない自分、どこでタクシー拾うべきか悩む自分に呆れ、嘆き、一気に負のスパイラルに陥って泣いたことなのだけれど。そして今日は異常にキレ気味だった。
とりあえずはまぞうで探す過程で見つけたこのCDは買おうかと、切に思ってみるテスト。

マーラー:交響曲第4番 亡き子をしのぶ歌

マーラー:交響曲第4番 亡き子をしのぶ歌


久々に本の話題に触れた気がしたので、とりあえず吉田かばんの似非ビジネスバックに入ってるもんを晒してみると、

ラ・ロシュフコー箴言集 (岩波文庫 赤510-1)

ラ・ロシュフコー箴言集 (岩波文庫 赤510-1)

魔法先生ネギま! (13) (少年マガジンKC)

魔法先生ネギま! (13) (少年マガジンKC)

西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)

西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)

友情を疑う―親しさという牢獄 (中公新書)

友情を疑う―親しさという牢獄 (中公新書)

ラ・ロシュフコーは「友情を疑う」で言及があったため。大抵数冊バックに入ってるのだが、これは立花隆二十歳のころ―立花ゼミ『調べて書く』共同製作で、数冊交互にに読む、と言ってたのを賢いと思って。尤も、私の場合はそもそも乱読家じゃないし、気分家なので読みたくなる本が毎秒変わるので。
まあ、ただ、やっぱり本読まずに音楽聴いてます。学者にならない方が健全ですが、好き勝手言っててられるのなら音楽評論家になった方がいいか。いや文章作るのも苦手だと思うから、のらりくらり生きるような気がします。確かなものがない世界。昨日多くの人の灯火であった人が逮捕されて、目が醒めた人が増えたことだろう。悦ばしい。皆さん、テレビの見過ぎ。