cogno-SIC

cognoscenti(こぐのん) notes (mainly classical music)

当BLOGの設立目的 追加

当BLOGの設立目的(主テーマと言った方がいいかもしれません)は「知の共有」ですが、具体的にどのような知=情報を共有させるかを、とある掲示板には記しておきましたがここで改めて記しておきます。


当BLOGもうひとつの設立目的、それは
兵庫県立西宮高校吹奏楽部について広く知ってもらう」
というものです。


私は県西吹奏楽部に在籍し、顧問の吉永陽一先生の指導の下、さまざまなことを学びました。それはもちろん音楽についてでもありますし、音楽以外にもさまざまなことを学びました。そして顧問の吉永先生の音楽に対する姿勢に今なお共感しています。
昨年発売された県西吹奏楽部のコンクール演奏集のライナーノーツに吉永先生はこう記されています。

第50回全日本吹奏楽コンクールの中・高校部門を聞いた。<中略>高校部門では自由曲の選曲の幅がますます広がり充実してきているように思えた。しかし自由曲の選曲による各校の持ち味が一層鮮明になってきた反面、私が取り組んだ課題曲の演奏を聴く限りでは、思い切って切り込んでくる演奏に出会えなかったのは、それらの団体が予選で落ちてしまった結果なのだろうか。酒井理事長が「すいそうがく」で述べておられる、すべての面で「オンリーワン」の演奏に出会うことの難しさを痛感した。全国大会ではさまざまなオンリーワンに出会いたいと願うのは私だけではないだろう。

私もこの吉永先生の考えに共感し、「オンリーワン」に出会いたいという願いを持っています。
コンクールでの演奏を聞いてどの演奏も似たり寄ったりな印象を受けてしまうのは決して私だけではないと思います。それは審査員の審査でどうにかいい評価を得たいという思いから、奇を衒った演奏を避けてしまうことに原因があるかもしれません。
ですが音楽というものはそういったものではないはずです。さまざまな演奏があって当たり前なはずです。音楽を純粋にすればおのずと「オンリーワン」の演奏ができるはずだし、出会えるはずです。
わたしは県西吹奏楽部のことを広く知ってもらうことで、少しでも「オンリーワン」の演奏にめぐり合う機会が増えれば、と思っています。また全国に多く存在する吹奏楽団の一つとして県西吹奏楽部がどのような活動をしているのかを広く公開することによって、吹奏楽関係者の今後の活動の参考になれば、と思っています。
具体的にすることは、県西吹奏楽部の情報を私が収集、編集し、まとめた形で再公開する、という風にやっていこうと思います。また私の経験談についても記していこうかと思っています。


※なお今現在、当BLOGにおいて県西吹奏楽部の情報を発信することについて、吉永先生をはじめ県西吹奏楽部に許可をいただいてはいません。ですので削除依頼があり次第、関係するすべての内容について削除します。このことについては近く県西吹奏楽部を訪れ、吉永先生に説明する予定です。また当BLOGは非公式・個人的なものであることをご了承ください。