cogno-SIC

cognoscenti(こぐのん) notes (mainly classical music)

Gustav Mahler

最近クラシックの話題してなかったっけ?
キーワード『マーラー』のページを見てたんだけど、伝記映画があったんですね。φ(..)メモメモ


http://d.hatena.ne.jp/monades/20040714#p2経由
http://www.fullmedia.co.jp/mahler/


正直申せば、クラシックの作曲者の中で私が一番といっていいほど好きなのがGustav Mahlerである。大編成の管弦楽で聞かせてくれるMahlerの交響曲ほどダイナミクスあふれ、それでいてロマンティシズムあふれる音楽はないのではないだろうか(…ボキャブラリーが貧困w)。私は早いとこMahlerの全ての交響曲をしっかり制覇*1しておきたいと思っているのだが、経済的問題でまだ第1・2・3・5番しか制覇できていない。


持っているものは↓(久々にAmazonを使うなぁ…)


マーラー:交響曲第1番<花の章>付き/小澤征爾/ボストン交響楽団
マーラー:交響曲第2番「復活」/小澤征爾/サイトウ・キネン・オーケストラ
マーラー:交響曲第3番/アバド/ベルリン・フィル
マーラー:交響曲第5番/ブーレーズ/ウィーン・フィル


聞いた順としては1→2→5→3で、本当は数字の順番通りに聞きたいんだけど、第5番だけアンサンブルリベルデ吹奏楽団が全国吹奏楽コンクールで第2楽章を演奏した音源をふと聞いて、それ以来気になっていて結局先に購入。恥を晒せば、第2楽章を聞きたいがために買ったので、第4楽章が非常に有名だなんてこれっぽっちも知りませんでした…(^^ゞ


で最近N響アワーでユッカ・ペッカ・サラステ指揮の第6番「悲劇的」を放送していて、もちろんじっくり聞いたわけですが、やはり私は素人ですので一度聞いただけでは感動にいたるほどには鑑賞できず、早くCDを買わなければと思う次第でした。私の場合、マーラー交響曲は何度か聞いていくうちに曲の素晴らしさに気づかされ、以来のめり込んでしまうといった感じ。しっかり鑑賞していくうちにその曲の本性が見えてくるのは実に楽しいし、おもしろい。まさに芸術を鑑賞している、ということだと思う。


そうそう同じN響アワーで私のお気に入りの指揮者エフゲニー・スヴェトラーノフの第5番第4楽章が放送されてたけど、改めてスヴェトラーノフのすばらしさに気づかされる名演だった。録画していないが鮮明に記憶として残っている。上記のブーレーズ指揮の第5番は作曲者でもあるブーレーズだけあって非常に正統な演奏である。一方でスベトラの第5番第4楽章はよりテンポが遅めで、それでいてただ遅いのではなく、より抒情味あふれる優しく壮麗な演奏だった。この演奏がCD化されることを切に願う。




ということで今後はスヴェトラでマーラーを制覇したいと思ってます。


 

*1:私だけの言いまわしで、CDを購入することを「制覇する」と勝手に言っている