cogno-SIC

cognoscenti(こぐのん) notes (mainly classical music)

N響アワー

さて、皆さんはアシュケナージ音楽監督の船出となるベートーヴェン第5番をどう聞いたのでしょう?非常に気になるところです。


私は1歩ひいた所で冷静に聞いてしまいましたね。
正直第1楽章・2楽章は不安になった。何だか整合性のない演奏に感じた。しかし第3楽章・4楽章はなかなか鋭い演奏だった。池辺晋一郎さんが第4楽章を「一本の線で張り詰めたような」と言ってましたが、確かに集中力が切れない感じがしました。


「レオレーノ」序曲は3番初めてだったので省略。まあ聞いたことのある2番よりかっこいい出来にはなってたかな(曲のことね)。


全体的にキレのある演奏、と言いたいところだが、あまり好評価したくない自分がいるな。同じN響のスクロヴァチェフスキのほうは結構個人的に衝撃だったからね。まあ「アルプス交響曲」も放送するだろうから、お手並み拝見というところか。


気になったことリスト

  • アシュケナージのあの袖は結局対策を打たないのか?
  • 今回のTimpani奏者がなぜ首席の久保氏じゃなかったのか?コンマスは勢ぞろいだったのに対して。

なぜこんなに冷たいんだ?私。あらゆることに冷め切ってますよ。うぅー。