cogno-SIC

cognoscenti(こぐのん) notes (mainly classical music)

アンダンテ・スピアナート

ショパン「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22」だが、断然後で付加されたアンダンテ・スピアナートが好きである。最初のテーマが終わって中間部に出てくる躊躇うような部分がいい。この曲を初めて聞いたのは去年の8月の演奏会。同い年の人が独奏で弾いたのだが、曲名見た時にどんな曲なのか気になったのもあってか、瞬時に曲に引き込まれた。ショパンは今までたくさん聴いているとは思うが、生演奏で感動したショパンの曲はこれが初めてであった。東芸生の実力も感じたのであった。12月にも聴く機会があり、さらに「ショパン」キーワードでこの曲が本来オケとの曲であることを知って驚き、早くCDで聴きたいなあと思っていた所、図書館にショパン:ピアノと管弦楽のための作品全集/クン=ウー・パイクHMV)があったので昨日借りたのである。これが実は私にとってのショパンの初CDで、私はショパンを独奏ピアノから入らずオケとの作品集から入る格好となった。この曲の独奏の方はおそらく色々な名演があるとして、オケの方で名盤があれば教えていただきたい所存でございます。



ストラヴィンスキーはすごいなぁ、ブーレーズはすごいなぁと改めて思うintelligentsia。そして古い録音は拒絶反応が出るintelligentsia。