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http://d.hatena.ne.jp/blechmusik/20060930#1159533136
この方(旧:道化師さん)とのネット上での邂逅は、私の重要な改心の一つであったのだけれども、時が経って、あっという間に研鑽を積まれたかと思えば、私の方は退化の日々。嘆息し、毎朝起きたらば死を叫ぶ始末。
と、一年は終わり、今年の衝撃的な音楽は何だったのかな。去年はマーラー:交響曲第8番に泣いたが、今年は感受性が乏しくなり、乱発的に買ったけれども、なんだかな。ベルクとか、他いろいろ、脅迫的にはまってみたけど、今となっては夢想的。
- アーティスト: ケーゲル(ヘルベルト),レファース(カリ),シェルツァー(マンフレート),ローデン(アントニー),アダム(テオ),ライプツィヒ放送合唱団,ドレスデン礼拝堂少年合唱団,ペンデレツキ,ベルク,ライプツィヒ放送管弦楽団,ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 1999/05/26
- メディア: CD
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Libera me "Let us sleep now..."だけは特別かな。
感受性が乏しくなったのは、実生活がオーケストラ→吹奏楽と戻って、よくなったかと思えば、音楽的でないことでかなわぬ願うを勝手に打ちのめされて(恋とか)、ヨタヨタ、とかが一因なのか。
なんだか、実社会で口外しなくても、intelligentsiaが○○○だって、人知れずわかっている人間は、多くなったように思うけれども、そういう層を一度想定してしまうと、実社会では物言わぬ紳士風にしか振舞えなくなった。なにか、喋ることが根源的な人間の生きるベースにある社会にあって、不遇も仕方なしか。
今年が不埒な内容で終わるのが、何より今年を物語っている。
グレツキ:交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」/3つの古代風小品
- アーティスト: ヴィト,グレツキ,ポーランド国立放送交響楽団,キラノヴィチ
- 出版社/メーカー: Naxos
- 発売日: 1994/06/01
- メディア: CD
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最後に泣けるかな。