ハルヒのエヴァに対するオマージュ
言いっ放しの(もしかしたらとてつもなく古い)思い付き。
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首を絞められる所や、
「起きろってんでしょうが!」
首を絞めた手が俺を揺り動かし、後頭部を硬い地面に打ち付けて俺はやっと目を開いた。
※性別としては主従関係が逆転している
男女二人しかいなかったり、「気持ち悪い。」を「気味が悪い」と言ってみたり。
俺たち以外の人間が消えたのではなく、消えたのは俺たちのほうだ。この場合、俺たちこそが誰もいない世界に紛れ込んだ闖入者になるのだろう。
「気味が悪い」
ハルヒは自分の肩を抱くようにして呟いた。
※何が消えたか、の判断が逆(EOEでは二人のみが元に蘇った。)
EOEでは世界がLCLの海となり、全てが一つとなるが、最終的にシンジ(人間)は人の形を取り戻す。そして一蹴で終劇だが、ハルヒでは物語が続き、青い巨人が登場。縦横無尽に暴れまくるその存在は暴走したエヴァになぞらえ得る。新しい世界が創出されようとするが、キスによって元の世界に戻る。このように、世界の対立における連立関係が垣間見得る。*1
その連立関係は※で印したように、アクロバティックにクロスしている様にも見えるし、相似している様にも見える。それぞれの世界観をどう見るか、すなわちどちらが通常か非常かの判断に因るだろう。少なくともハルヒが、"自他と一"という対立構造を"日常と非日常”という対立関係に置き換えて、オマージュ的に取り入れたように見える。(といっても単なる二項対立じゃん、ともとれるが、表現の類似具合がオマージュ的と言いたい所以で)
でさらに妄言が進めば、時系列としてはずれているのに(EOEは終劇となり、ハルヒは物語が続く)、物語としてはパラレル(世界の変異という点では同じ)、もしかすると新劇場版ヱヴァのループ設定疑惑を予見していたのではなかろうか……