「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見た
おそらくこれが真実に近いんだろうな。
今の私にとっては「人間はかくも愚かか」⇒「人間なんてそんなもんさ」という結論にしか至らない。解決策なんて全てに対して有効ではない。あきらめ(てはいけないのだが)。
いったい何なんだろう、人間って。私はただそれが不思議でしょうがないだけかもしれない。
マスコミなどに脅される人々。脅す人々。早朝から深夜まで働きに出ている女性の子どもが銃で人を殺す。事件のタイミングをはからってライフルを手放さないと宣言する人。「怖い、死にたくない」というアメリカ人の本音をもじったアメリカの歴史アニメ。
真実なんてもはや見えない。何かの映画でふと聞いた「嘘の世界で生きるのが楽なんだよ」という言葉が妙に的を射ているように思えて仕方がない。
諦めがつけるのだろうか。