cogno-SIC

cognoscenti(こぐのん) notes (mainly classical music)

ヒンデミット・トロンボーンsolo曲など

id:ifiwereabellさんへのコメントっぽくなってますが、記事っぽくなりそうだったのと、長くなりそうだったのでこちらで失礼します)


この前のN響アワー交響曲「画家マチス」は冒頭だけ聴いて眠りに入ってしまったんで、図書館で借りてこよう。チェリビダッケのCDがあったかな?
チェリビダッケの遺産〜ストックホルム・レコーディング


えっと、図書館にはチェロコンチェルト以外の単品(言い方が正しくないような)があったな。そうそうフランクの交響曲とのカップリングだった、これは都合がいい。
ここでひっそりお話すると、私の利用している図書館とは西宮市の北口図書館(こちらがメイン)と中央図書館(時々利用)で、どちらにも上のCDはありましたね。そう、一人2タイトルまでしか借りれないことになってるけど、「その図書館につき2タイトルまで」ということに最近気づき、西宮北口と中央を行き来すれば4タイトル借りれるのである。その裏ワザを次回からしてみようと思ってる次第で(まあ原チャの行き来が大変ですが、無料なら黙って借ります)。品揃えに関しては、北口は新しいCDが多いがまだ数が少ない、中央は数は多いが古い。マーラーなどの交響曲ものは中央の方が揃ってるのでそろそろ中央も利用していこうかな、と。
(地元ネタに意味なく熱くなってみる。)


ちなみに吹奏楽の作品があるということは初耳だったのですが、もっぱら吹奏楽で演奏されるのは「ウェーバーの主題による交響的変容」の編曲版だったりと、謎ですね(あまり聴いたことがありません、すいません)。


最近友人がヒンデミットトロンボーンソナタ(作品6-55)をやるというのでMD聞かせてもらったのですが、結構すっきり、シンプルという感じを受けました。というのも今までTbのソロ曲で聴いてきたのが結構重厚な曲ばっかりだったんで。
Tbのソロ曲は重厚、壮大なものが多い!有名どころだと動物の謝肉祭でおなじみサン=サーンスが、84歳の頃に航海旅行中の船の上で書き上げたという「カヴァティーナ」(やはり題材は「海」)、ネオロマン主義作曲家でベートーヴェンマーラーなどを崇拝したというJ.フィラシュの「世紀の終わりに」(ノストラダムスの予言を題材にしている)、シューレック作曲「大天使ガブリエリの嘆き」など、題名だけでもすごいと言わせてしまうような曲を聴いてきたので、ヒンデミットソナタは少々気楽に聴けたものでした。



何だかヒンデミットがてらにTBのソロ曲について語ってしまいましたが、あくまで友人を通してちょこっと知っている程度のことをしゃべったまでなので、ここらへんで。ヒンデミット事件に関しては勉強になりました、ありがとうございます。