メシアン:トゥーランガリラ交響曲/ケント・ナガノ指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
メシアン:トゥーランガリーラ交響曲/ケント・ナガノ/ベルリン・フィル/エマール(ピエール=ローラン)
これ図書館で借りたんですが、ライブでしたっけ?ライブにしては完成度が高い演奏だ。名演だろう。
メシアンは打楽器の使い方が非常にうまいと思う。特にBass Drum、Gongあたりは非常にうまい使い方をしている。Timpaniを用いていないというのもメシアン独特だ。
そもそもトゥーランガリラとはサンスクリット語らしく、メシアンがサンスクリット語地域の文化にインスピレーションを得て作曲した曲ならば、実に西洋の太鼓であるTimpaniを使わないのはごもっともであると思う。逆にBass DrumやGongなどは東洋文化においても類似する楽器が多いので、これらの楽器を使うことによって東洋文化のエッセンスなりを表現するのはある意味的を得た表現法ではないだろうか。むしろ東西を超えた普遍的な表現を可能にするのかもしれない。
…とまあ私の勝手な推測による論評はおいときまして、曲解説はこちらを参照
http://cmc.rocket3.net/messiaen/index.htm
同上CDを紹介しているページ
http://www.st.rim.or.jp/~jwatanab/trb_cla/turangalila.html
はてな内にレビューされていた方がいました。
http://d.hatena.ne.jp/nrh/20040130#p2
誰か吹奏楽で取り上げてくれないものだろうか?(おそらく無理でしょうが)